松田権六の世界展
先日、東京国立近代美術館工芸館で開催している「松田権六の世界」展をみてきました。
松田権六さんは漆の世界ではあまりにも有名な方ですが、あれだけたくさんの作品を直に観るのは初めての事で、かなり興奮してしまいました!
写真で見るのと、本物をみるのでは全然違いますね。ため息出っぱなし。
本当に綺麗なんです。多分誰がみても綺麗。
技術はもちろんすごいけれど、デザインが繊細かつ大胆で、かっこいいんですよねー。
チラシにも使われている鷺の飾り箱が特によかったな。卵殻を使ってあそこまで繊細な羽の表情を作れるなんて感動です。
あと芸大の卒業制作作品「草花鳥獣文小手箱」、初めて本物みましたが、すごいです。躍動感が。
どの世界にも突き抜けてる人はいるんだなぁ。
ところで最近私は、ジュエリー制作に追われています。
糸のシリーズですが、日々実験のようです。
私の場合だいたいの大雑把なデザインを考えて、作りながら色々思いついた事をやってみるようにしています。
邪道かもしれないけど、誰もやっていないことをしたいんです。漆って素材はすごく可能性のある素材だと思うから、もっと面白い事が出来るんじゃないかと、いつも思っています。
最初の構想とは全然違うものが出来る事もしょっちゅう。
でも私みたいなのがいてもいいんじゃないかな、と思っています。
2007年、今年もコツコツ制作頑張ります。
目指せ、突き抜けた人間!
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