フランス旅行記⑦ リヨン後編
翌日は朝イチで織物装飾美術館へ。服飾学校の生徒さん達がファッションショーか何かの準備をしていましたが、それ以外に人はなく私一人。パリはどの美術館も観光客で混んでいたけれど、リヨンは観光客らしき人があまりいない・・・。
オペラの舞台衣装などが展示されている本館と、絹織物で財を成した商人の家を再現した?(私の勝手な想像ですけど)別館がありました。フランス語なので想像しながら見るしかない。
気になったこのボックス、ハウルの動く城で荒れ地の魔女が乗っていたものですよね??
両脇に棒を通して前と後ろで人が担いで運ぶあれですよね。
川を越えて旧市街へ。やまの上にノートルダム大聖堂が見えます。
旧市街の裏通り。すごく素敵な雰囲気!
偶然見つけた陶芸家のギャラリー。でもいくら待っても人が来ない。一度あきらめて店を出たけれどやっぱり気になって戻りました。よく見ると地面に手書きのメモがあり矢印も。持っていたフランス語の本で調べると「通り越す」という言葉。奥のドアを開けて中庭を通り越した先にアトリエの入口がありました。
で、陶芸家のおじさん発見。日本好きだそうで色々話が盛り上がりました。
写真は中原中也の詩を見せてくれているところ。作品も気に入ったので2点購入。
その後ケーブルカーでやまの上の教会へ。
メトロ、トラム、バス、ケーブルカー共通の一日券が5ユーロくらいなのでかなりお得です。
じゃーん!ノートルダム大聖堂の入り口。素晴らしいレリーフです。
内部も美しい。
壁にはモザイク画。日の光でキラキラして本当にきれいです。
足元にもモザイク。
展望台からはリヨンの街が見渡せます。天気が良ければモンブランまで見えるらしい。
山の中腹にはローマ時代の遺跡がありました。ロマンティックです。
円形劇場が残っていて、今もオペラ公演などが開催されるようです。こんな場所で観劇してみたいですね。
夜はまた同じ店でテリーヌ2種。長方形がサーモン、エビ、コーン。楕円形が卵とベーコン。それにトマトとモツァレラのサラダ。さっぱりした味でおいしかった~。
そういえばリヨンは美食の街と言われているんですよね。一人だったのでレストランには行かず買って食べていましたが、どれも美味しかったなぁ。
行く前はリヨンについて何の印象も持っていませんでしたが、すっかり気に入ってしまいました。
落ち着いていて、住みやすそうな、よい街だと思います。
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