中欧旅行記(8) ブダペスト
旅行での楽しみと言えば蚤の市!今回はブダペストに日曜日を合わせました。
近くの公園で開催されていたペトゥフィの蚤の市。
朝9時ころ行くと、すでにすごい人出で、熱気むんむんでした。
ハンガリーと言えば刺繍なので、刺繍ものが色々欲しいと思っていましたが、やはり手仕事のアンティークはこちらでもそこそこの値段がします。しかもハンガリーの通貨フォリントは単位が大きいので、ちょっとしたものでも1,000フォリント(日本円にすると380円くらい)以上して「高い!」と思ってしまうのです。全然高くないんですけどね、なんとなくの印象で。
プロの人はなかなかまけてくれませんが(あんまり値切ると怒り出す)、時々いる素人っぽい人が家から持ってきた感じのものが結構良くて、しかも安いので同じ人から色々買いました。
目的を達成し、トラムを乗り継いでドナウ川方面へ向かいました。
夜「オペレッタクルーズ」という観光船に乗りたいと考えていたので、予約をしに観光船発着所へ行きました。しかし他のクルーズ会社は船着き場にチケット売り場があったけれど、その会社は船着き場のみで、チケット売り場は無し。誰もいません。
しょうがないので、夜受付時間に直接行くことにして、お昼ご飯を食べることにしました。
街の中心ヴァ―チ通りをブラブラしていたら、おしゃれな中東系のレストランがあったのでそこにしました。私は夏野菜と鶏肉のスパイス煮にライス、旦那さんは白身魚のソテーにサフラン(?)ライス。どちらも絶品でした。特にナスのグリルがめちゃくちゃおいしかった~!
ひよこ豆っぽいポタージュも、レモンをたっぷり絞っていただきました。
やっぱり野菜が一番!
この後、炎天下で蚤の市や川辺を歩いた疲れが一気にでてきて、歩くのもやっとなくらい眠くなってしまいました。
なので、一度ホテルに戻り私は睡眠。旦那さんは一人で街歩きに出かけました。
それから4時間後・・・
異国の男性とデートしているわけではありません。たまたまのツーショット。
おしゃれすぎてウケますね。
寝て復活しました!浴衣で気合十分!
何故浴衣かと言いますと・・・
「今年の夏も浴衣を着る機会がないなぁ」とぼやく私に「旅行先で着たらいいじゃない」と知人の一言。それもそうだと思い持ってきました。かなり派手?!
この姿でバックパッカーでごった返す駅前を通り、トラムに乗って、ドナウ川まで行きました。
みんなの視線を感じましたが、話しかけてきたりする人はいませんでした。
初めはドキドキしたけれど、すぐ慣れちゃいますね。
コスプレする人の気持ちがちょっとわかりました。癖になりそうです(笑)
時間通りにオペレッタ船の受付が始まり、予約なしでも乗船できました。
昼ごはんが遅かったので、食事なしにしました。
飲み物は注文できるので、ここでもウィンナーコーヒー♪生クリームが山盛りで、幸せすぎます。
8時出航でちょうど日が沈むころ。
じゃーん!!!ビューティフル!!!国会議事堂です。金でできているかのようです。
「美しく青きドナウ」とはよく言ったもので、本当に空も川も青く美しかった・・・。
ライトアップの明かりが温かみのあるオレンジ色で統一されているので、上品な感じがしました。
そしてお楽しみのオペラ。素晴らしかった~!国立劇場などに出演しているオペラ歌手が出るとチラシにありましたが、まぁすごかったです。写真の男性と女性以外にもう一人女性の歌手がいて、その他にベリーダンス、タップダンス、ハンガリーの伝統舞踊もあり、歌と踊り交互に演じました。
2時間ちょっとのクルーズの間、20分の休憩以外はずっと演目が続いていました。
これで一人1600円ほど。大大大満足!
あまり宣伝に力を入れていないせいか、お客さんはそれほど多くありませんでしたが、このクルーズ超おすすめです。
しかも浴衣を着て行ったおかげで、明らかに対応が良かった(旦那さん曰く)。
旅行はラフな服装になりがちですが、多少荷物になってもTPOに合わせたおしゃれをしたいものですね~。
いつか着物でオペラ鑑賞もしたいな。
兎にも角にも、忘れられない素敵なブダペストの夜になりました。
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