中欧旅行記(14) ケルン→フランクフルト
目を覚ますと窓の外にはライン川。この景色が見たかったのでフランクフルトを通り越してケルンまでのチケットをとったのです。朝日が昇るにつれ川面がキラキラ輝き美しいです。
朝食も付いていました。リストの中から6品目を選ぶシステムです。部屋まで持ってきてくれるので、ライン川の景色を眺めながら優雅に朝食タイム。幸せ~。
9時ちょっと前にケルン到着。駅で荷物を預け、帰りのチケットを購入し、外へでると・・・
ドドーンと目の前にケルン大聖堂が鎮座しております。デカい!!大迫力です。
中も天井が高い~。朝日が降り注ぎ、荘厳な雰囲気です。ミサの最中だったので、讃美歌も聴けました。
大聖堂を出て、川沿いを散歩しました。風が気持ちいい。
散歩したりジョギングしたり、サイクリングしたり、ベンチでおしゃべりしたり、川沿いは穏やかな空気が流れています。川が生活に溶け込んでいる街って素敵。
川沿いからまたケルンの旧市街へもどりました。お店の看板がいかにもドイツらしいアイアンワーク。いいですね~。
お昼に近づくにつれ、人が増えてきました。たまたま入ったデパートもすごい賑わい。
ユーロ危機がニュースで騒がれていますが、ドイツはまだ景気がいいのかな・・・?
ケルンでこれは買わねば!と思っていたものが一つ。
「4711」という香水店の、店名と同じ「4711」という香水です。オーデ・コロンというのはケルンの水、の意味なんですよ。
香水発祥の店の元祖の香水で、ゲーテやワーグナーも愛用していたそうです。
クラシックなデザインの青いラベルの小瓶に入った「4711」は、柑橘系のさっぱりとしたさわやかな香りでした。
お買いもの、コンプリート!大満足でケルンをあとにしました。
フランクフルトまでは2時間ちょっと。朝通ったところを戻るので、また車窓からライン川が見れます。明るくなったので、古城や砦も良く見えます。
ローレライの岩山です。ここは急カーブになっていているので昔から船の難所として有名で、座礁したり、命を落とす人がたくさんいたので美しい少女が船頭を惑わし、渦の底に沈めてしまうという伝説がうまれたそうです。
見張り塔でしょうか。ライン川には昔の関所のような場所も残されています。
川沿いに街があり、山の上には古城、斜面はブドウ畑。このあたりはワインがおいしいんです!
大学生の頃バイトしていた酒屋コンビニで飲んで以来、リープラウミルヒ(聖母の乳)というちょっと甘めのドイツワイン(白)が大好きになりましたが、このあたりで作られているみたいです。感慨深い。
川沿いの公園にはキャンピングカーやテントがたくさんありました。気持ちいいでしょうね~。
フランクフルトまであっという間でした。ライン川クルーズしているかのような気分を味わえるのでお得感がありますね。
2週間ぶりのフランクフルトはアフリカからの熱波の影響か、ものすごい暑さ。日没まで時間がありましたが疲れたし、荷造りもしなければいけないのでホテルでゆっくりしました。
テレビをつけると、なぜか日本の紹介番組がやっていました。京都の料亭や、職人さん、はたまたマクロビ教室まで。
京都の映像はウットリするほど魅力的で、二人とも釘付けになってしまいました。あれをみたらドイツの方々も日本に来たくなるんじゃないかな~。
マクロビの講師の人が「笑顔で楽しく」を10連発ぐらいしていて、なんか気持ち悪いな・・・と思いましたけど。
そういえば、ヨーロッパってマクロビのお店とか、ベジタリアンメニューとか少ないかもしれませんね。旅行中は中東系のレストランでベジタリアンメニューがあったくらいで、あとは無かったかも。
流行るかもしれないですよね。
旅行最後の夕飯はお楽しみにしていたフォー!沁みました~。
初日に食べたときは多すぎて残しましたけど、すっかり胃袋が大きくなったようで、ぺろりと完食。食後にヨーグルトアイスも食べました。
長かったような短かったような、でも「やりきった感」があったのでちょうど良かったのかもしれないですね。
0 Comments:
Post a Comment
<< Home