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2012/08/30

中欧旅行記(7)  スピシュ城→ブダペスト

午前中のレヴォチャ観光も考えていましたが、潔く見切りをつけて、8時半のバスでスピシュスケー・ポドフラディエという村まで行くことにしました。
レヴォチャの荒廃した雰囲気には驚いたけれど、それはそれで良かったよね、と話しながらバス停まで向かいました。
 
北海道のような丘陵地帯を走ること30分。突然現れましたー!!
スピシュ城です。美しい!!!

 
 
 今回の旅程はここを中心に考えたプランだったので、言ってみれば一番の目的地なのです。
春ごろたまたま見ていたBSの番組でこのお城をとりあげていて、すっかり魅了されてしまったのです。あの「天空の城ラピュタ」のモデルにもなったお城なんですよ~。

モンサンミッシェルもこんな感じで現れて幻想的でしたが、スケールはこちらの方が大きいかも。
私、独立峰ならぬ、独立遺跡がツボなんですねー。いきなりボン!ってある感じ、たまりません!




事前調査によると、城まではふもとの町から徒歩1時間弱、近いようで以外に遠く、急斜面でかなりハードだった、って人(ブログ)が多かったため、タクシーで上まで行くことに決めていました(笑)
私お金を積まれても山登りだけはしないと決めていますので。



12世紀に建てられ、2度の火災で廃虚になったそうです。
朝なので人も少なく、いい感じ!
まさにラピュタ!気分はシータ♪
絶景!360度のパノラマです。町が小さく見える~。もー最高です!遥々来てよかった。



城の一角で陶器を売っている店があり、大きなカップに一目ぼれしました。
まだ旅の前半だし、重たいし・・・と思いましたが、過去の旅行の教訓「迷ったら買え!」に従い2つ買いました。1個6€。作者と思われる父と息子っぽい二人、慌てて包んでくれました。
後で資料館をみていたら、同じ形の古いカップが展示されていたので、それを復元したのかもしれません。いいの買った。

11時過ぎ下山。下山は自分の足で歩きました。登ってくる人達は、やはりきつそう。ふもとの町に戻ったころには雨が激しく降ってきたので、良いタイミングで帰ってこれました。


この後コシツェという街に向かいます。バスの時間まで余裕があったので、地元客で賑わうレストランでお昼ご飯を食べました。日替わりランチ4種類の中から、私はウィーン風カツレツをチョイス。
付け合せはポテト。スープ付き。これでなんと3€!しかも超うまい!
成田を出てから一週間、胃腸の調子がいまいちでしたが、このカツレツを境に食欲が全開になっていくんですが、その話は追々・・・。
食後にウィンナーコーヒーを頼み(生クリームがソフトクリームくらいのっかっている)会計すると、二人で8€ちょっと。ユーロ導入国のなかでスロバキアの物価の安さは一番じゃないでしょうか?!
かなり得した気分。



バスを待っていると、人形のようなおばあさんが歩いていきました。ズームで隠し撮りしたのですが、しっかりカメラ目線ですね。


バスが来たので「コシツェ行きですか?」と確認すると、運転手さんはスロバキア語で何か一生懸命言っています。どうやらこのバスはプレショフ行きで、プレショフから乗り継いでコシツェに行けると言ってる様子。一生懸命説明してくれて、着いてからも「あのバスに乗れ」みたいな感じで教えてくれました。みんな親切です。
言葉が話せなくてもなんとかなります。

スピシュ城から2時間ほどバスに揺られ、無事コシツェに着きました。
スロバキア第2の都市のはずですが、駅構内はご覧のように閑散としています。
 



ここからブダペストまで向かいます。一日2便しかなく、朝6時と夕方6時。乗り遅れないか心配でしたが、スピシュ城からスムーズにこれたので、余裕でした。
ネットで調べていたので知ってはいたんですが、コシツェ→ブダペスト間が片道料金より往復料金の方が安いのです。切符売り場のおばさんも、安いから往復にしておくわね!っぽいことを言っていました。
20€くらい。不思議。いったいどういう仕組みなんでしょうか。
特急列車で広いボックスシート席を2人で使え、とても快適でした。3時間ちょっとでブダペスト到着。駅舎がまた素敵です。

ホテルは駅の目の前ですが、地下鉄駅の工事中でバリケードがしてあり、すごい雰囲気。
駅の階段やマック前の路上にはバックパッカーが大勢座り込んでいて、ギョッとしました。
土曜の夜のせいか、そこらじゅう騒がしい感じで、都会に来たな~と実感しました。



posted by yae at 6:59 PM 0 comments

中欧旅行記(6)  クラクフ→ザコパネ→レヴォチャ

 
ホテルで最後の朝食をもりもり食べ、チェックアウト。いいホテルだった。
名残惜しい気持ちだったけど、絶対また来る!と心に誓いクラクフをあとにしました。
バスで向かったのはポーランド人の避暑地、ザコパネです。
 
 
ルンルン気分で向かったのですが・・・
ここでこの旅最大のピンチが。
朝ジュースやらコーヒーやらがぶがぶ飲んだせいでトイレに行きたくなってしまったんですね(小)。乗って1時間ほどで。
ザコパネまでは2時間なので、我慢できるな!と思っていたんですが、まさかの大渋滞。

 山間部なのでだんだん寒くなってさらに厳しい状況に。
あーどうしよう、降りた方がいいか…。でもこんな山道の途中で…。と頭の中ぐるぐる考え、だんだん手が震えだし、もー我慢の限界!!!と運転手に駆け寄り「降ります!」と。
そしたら運転手「だめだ!スーツケースが下に入ってるから!もうザコパネに入ってるから我慢しろ!」的なことをポーランド語で言ってきましたが、私の鬼気迫る「降ろしてー!!(日本語)」に、ドアを開け、下のトランクを開けてくれました。荷物を旦那さんにまかせ、向いのガソリンスタンドに一直線。なんとか事なきを得ました。
 
あ~よかった!と思いましたが、ここからはスーツケースを引いて歩かなければならないのです。
ガタガタの歩道を、しかも山道。
旦那さんは「全然いいよ~、こんなの旅じゃよくあることだ」と優しいお言葉。
 
立場が逆だったらブーブー言ってたろうなぁ…と心の中で反省しました。
 
ザコパネ中心部まで2キロくらいだったでしょうか。ようやく到着。
雰囲気が軽井沢に似ています。家族連れで大賑わい。
下の写真はザコパネ様式と言われる木造教会です。中もすべて白木で良い香りがしました。
 
  


ザコパネはスモークチーズや羊毛製品、木工製品など特産品が色々あり、しかもかなり安いのでお買いものも楽しめました!




でも、寒かった。フリースなどを着てる人もけっこういるくらい。トイレを我慢しすぎたせいで、なんだか体調もすぐれず・・・。3時15分のバスでスロバキアに向かう予定でしたが、渋滞のためバスが来たのは4時。乗った途端、行きのトイレ事件が頭をよぎり不安になりましたが、寝るべし!と思ってとにかく寝ました。
私が寝ている間、車窓にはアルプスのような風景が広がっていて、旦那さんはとても感動していました。

このアルプスのような山はタトリ山脈と言ってポーランドとスロバキアの国境になっています。
山を下って、ポプラド駅で降り、そこからレヴォチャという街へまたバスで移動。
乗ろうと思ったバスが運休で少し乗り継ぎが悪かったものの無事レヴォチャバスターミナルに到着しました。
このルートは鉄道が通っていないので、移動手段はバスかタクシーしかなく、バス情報も少なかったので不安ではありましたが、特に問題もなく辿り着けてよかったです。


レヴォチャも旧市街が世界遺産に登録されている街です。バスターミナルから旧市街までは1キロ。傾斜がきつい…。明るいけれど夜8時くらいです。




なんだか寂しい雰囲気。建物も廃虚っぽいところが多く、人が住んでいるのかいないのか。

 
 
世界遺産の街だというのに、観光客らしき人が見当たらない。というか人が歩いていない。


教会も閉まっていて周りにもだーれもいませんでした。さみしい・・・

ホテルはこの街で一番よさそうなところを予約していました。広くて素敵!これでも二人で朝食付き5千円ちょっと。

 


ホテル内にレストランとバーがあるので、そこで夕飯をたべようと階下に降りたところ、フロントスタッフとレストランのスタッフがおしゃべりに花を咲かせて大笑いしていました。
ちらっとのぞいてみましたが、お客はいない模様。
なんだかな~と思い街をぐっるっと歩いてみましたが、ほぼ地元の人間で満杯なバーが1、2軒あったくらいで、ちょうどよさそうなレストランは見当たらず。結局別のホテルのレストランで食べました。そこもおしゃべりに夢中で私たちが入ってきたことに気づかないので、厨房のほうまで行ってハロー!とでっかい声で呼ぶ始末。
世界遺産の街なのにやる気のなさが街全体に漂っています。
 
ライトアップとかもしていないので、食事の後は早々にホテルに戻り休むことにしました。
 
 
 
 
 
 
 
 

posted by yae at 9:27 AM 0 comments

2012/08/26

中欧旅行記(5)  アウシュビッツ

ポーランドに来てここを外すわけにはいきません。
オシフィエンチムという街、アウシュビッツ強制収容所の跡地です。
唯一の日本人ガイド、中谷剛さんに日本からメールでガイドのお願いをし、待ち合わせ時間に合わせてクラクフからバスで向かいました(夏の時期の日中はガイドなしで入場することはできません)。
集まったのはそれぞれ個人で予約して来た日本人16名。
アウシュビッツミュージアムの入口は人でごった返しています。近年ヨーロッパ中から大勢見学に来るようになり、入場者数は10年前の10倍になったそうです。
今年のサッカーユーロ2012はポーランド開催だったので、全チーム見学に来たそうですよ。

うちの旦那さんは数年前に一度来たことがあり、その時は冬だったせいか人っ子一人いない状況で、雪も降り積もりそれはそれは寂しい雰囲気だったそうです。
各国の言葉が飛び交う雑然とした様子に驚いていました。





               

 
 
有名な「働けば自由になる」のゲートです。当然のことのように働いても自由にはならないので、これを制作させられた収容者がせめてもの抵抗にBの文字を上下さかさまにしたそうです。
中谷さんが言っていましたが、このゲートをくぐって中に収監されたのは働ける体を持ったごくわずかの人で、ほとんどがそのままガス室へ連れて行かれたそうです。

 



煙突が出ているこの建物は食事を作っていた調理場です。調理していたのは収容された人たちで、この道を作ったのも、建物を作ったのも、監守も、みんな収容された人々だったそうです。
そうすることで、収容された人たちの中に競争心やお互いを牽制する心を持たせて、コントロールしていったそうです。



このパネルに書いてあるのは、ここで亡くなった人の人数です。130万人もの人がアウシュビッツに連れてこられたんですね・・・。
アウシュビッツというとユダヤ人だけが犠牲になったと思っていましたが、その他にもポーランド人やロマ(ジプシー)の人々、ソビエトの戦犯、それに身障者までもが犠牲になっていたことを初めて知りました。

 
かつての収容棟にはここに連れてこられた人々の遺品が展示されています。
鞄に書かれているのは持ち主の名前と住所。こうすることでいつか帰れると思わせ、パニックに陥らないように仕向けていたそうです。ナチスの周到さは本当に恐ろしいです。
 
 
 
 


アウシュビッツ(第一収容棟所)の後は少し離れたビルケナウ(第二収容所)に移動。
アウシュビッツに収容しきれなくなり、この広大な土地にビルけナウを作ったそうです。
この線路はここで途切れています。ヨーロッパ中から列車で連れてこられ、ここで降ろされほとんどの女性と子供はすぐガス室に送られ、収監された人達は下の写真の馬小屋のような簡素な小屋に何百人も入れられたそうです。冬は極寒のポーランドでその寒さは想像を絶します。
あの「アンネの日記」のアンネ・フランクもオランダからの最後の列車でここに連れてこられました。



 そして下の写真がガス室跡です。敗戦がわかるとナチスが証拠隠滅のために破壊したそうです。このガス室で毒ガスをまくのも、遺体を焼却するのも、遺骨を処分するのも、すべて収容者にやらせて、ナチスは自分たちの手を汚さなかったという・・・。言葉を無くしてしまいました。


 
 
 
知らないことばかりで驚きました。中谷さんのお話は淡々としていますが、心にグサグサ刺さりました。被害者と加害者だけではなく、そこには大勢の傍観者がいたと。
 
何度も「想像してみてください、考えてみてください」とおっしゃっていました。
ユダヤ人だからお金儲けをしているとか、ロマの人とすれ違う時財布を掏られるのではないかと疑ったり、テロが起きれば犯人は中東の人間に違いないと思ったり、そういう勝手なイメージが少しずつ増幅していき、やがてナチスのように、すべて排除しなければ、となっていってしまう。
極端な話だけれど、似たようなことは誰にでも起こりうるのだと思いますし、今世の中で起こっている争いも初めは些細な問題だったのかもしれません。
 
問題は何も解決していない、と中谷さんはおっしゃっていました。
また今のギリシャやスペインの状況をとても心配していました。
社会が行き詰った時にヒトラーのような独裁者が出やすいそうです(日本も危ないんじゃないか?!)
スペインの若者の失業率は50%だけれど、暴動も起こらずなんとか持ちこたえているのは、教育のおかげだ、とも。
日本にいると島国なので、国内のことばかり考えがちだけれど、世界とは海や空で繋がっているわけだし、もっと目を向けないといけないと思いました。傍観者にならないために。
 
3時間ちょっとのツアーでしたが、本当に参加してよかったです。
そしてこの日は偶然にも8月9日。色々なことを考えながらクラクフまで戻りました。
 
 
 

 

 

それにしても、この街の夜の美しさは夢をみているかのようです。
 

posted by yae at 11:58 AM 0 comments

2012/08/25

中欧旅行記(4)  クラクフ

 
この日は一日ククフ観光です。さわやかな陽気。

まずは朝市に行ってみました。夏なのでベリーの種類が豊富で安い。おいしそうなチーズも並んでいました。
秋はきのこ料理がおいしいみたいですよ。









衣料品も売っています。私エプロン好きなので、旅行に行ったら必ずエプロンチェックします。
写真のエプロン(割烹着?)サイズが4XLです。超デカい。
あちらのおばちゃんは皆さん恰幅が良いので、おばちゃんアイテムはどれもサイズが大きい。
一番小さいのを試着して買いました。
 
 
 

 
 
 
 路面電車を乗り継いで、旧市街にある教会へ。前ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世はポーランド出身で、旧市街にはゆかりの地がたくさんあります。

朝の教会は気持ちがいい。旦那様は洗礼を受けたかのようです・・・
私と映っている絵、額縁が巨大です。
 




 
 
 
教会の後は小高い丘を登りヴァヴェル城に。庭園が素敵でした。
混んでいたので早々に退散し、また街歩き。
 
下の写真は駅の切符売り場です。シャンデリアですよ。素敵ですね~!
 


そして街の手芸屋さん。最近は旅行先で毛糸を買い、それで編み物をするのが何よりの楽しみとなっていますので、手芸屋さん探しは必須です!
奥のおじさん「これはウール100%で、こっちはアクリルが入ってて・・・」とか一生懸命説明してくれました。切手売りのおじさんに負けず劣らず、いい感じのおじさんです。
明るめの紺色が気に入り、「4玉ください」と言うと、奥からたくさん出してきて「あなたが選んで」とウインクされました。全然嫌じゃない!むしろカワイイ!こうゆうおじさんに弱い私です。








そんなこともありつつ・・・クラコフで最近若者に人気の地区カジミエシュへ。
今もシナゴークが点在するユダヤ人街で、あの「シンドラーのリスト」の舞台となった場所でもあります。オスカー・シンドラーの琺瑯工場は現在資料館として公開されています。



このクラクフからアウシュビッツ強制収容所までは車で2時間ほどの距離。ここからもたくさんのユダヤ人が強制収容所に送還されたそうです。
戦後開発されずにいたこの場所に近年若いアーティストが移り住み、個性的なショップやカフェが増えてきたそうです。




確かにどのお店も個性的で、誰かの手作りとわかるモノがたくさんありました。
私は古い写真が閉じ込められた大きなペンダントを誕生日プレゼントとして買ってもらいました♪
旦那さんはヘンテコだけどカワイイぬいぐるみを買っていました。


歩き疲れカフェで休憩。
このカフェ、すごーく素敵でした!中庭が緑と花で飾られていて。
室内にいても心地よい光と風を感じました~。
どこの店でもそうですが、テラス席が大人気で、直射日光が当たろうがお構いなしなんですね。
やはり夏が短いぶん、できるだけお日様の光を浴びたいのかもしれませんねー。


ここで食べたのがこのチーズケーキ。ベイクドチーズケーキはポーランドが起源、という説もあるそうです。うまかった~!上のナッツの部分に杏ジャムも混じっていて、良いアクセントになっていました。旦那さんはクレープ。アイスクリームとモモがどっさり。
ポーランド人は甘いもの好きみたいです。

posted by yae at 8:09 AM 0 comments

中欧旅行記(3)  ワルシャワ→クラクフ



翌日もワルシャワ観光。
 
ワルシャワ美術館に行ってきました。
何の予備知識も持たずにいきましたが、その日は無料で、所蔵品も見応え十分。

 
巨大な絵画に額縁を取り付ける作業も見れました。普通は休館日にやるんでしょうけど。
 
              






 



お気に入りはこのミニ肖像画。形も絵の雰囲気も様々だけどまとめるといい感じ。

ミュージアムショップがなかなか良くて、二人ともTシャツ買いました。ポーランドは物価が安いので日本円にすると千円ちょっと。このあたりから物欲が沸々と湧き上がってきました・・・。
 
ワルシャワはショパンの出身地、ということで街中にはショパンミュージアム(行ったけど休館日だった)や、関連のモニュメント、夏には野外無料コンサートなど、色々あり、ショパン好きの方にはたまらない場所だと思います。
 
 
 
3時半頃の電車でクラクフに向かうので、その前に駅横のレストランでお昼を食べました。
メニューが読めないので日替わりランチ的なものを注文。
で、出てきたのがこのピンクのスープ!いちごミルクではありません。
おそらく赤カブとヨーグルトの冷製スープ(ディルたっぷり)。初めてのお味です。
メインはハンバーグっぽいものとジャガイモとザワークラウト。おいしかった。
しかし、出てくるのが遅い。電車まで時間がなかったので、ハラハラドキドキ、急いで食べて急いで会計。
スタッフの女性が超ミニのひらひらスカートをはいていたので、風が吹いた瞬間思いっきり紫色のパンツが見えていました。あんまり、細かいことは気にしないお国柄なのかもなぁ~なんて思ったワルシャワでのランチでした。
 
 
 
 
 
 
電車にはギリギリ間に合いました。クラクフまで3時間の快速電車で6人掛けのきれいなコンパートメントシートでした。飲み物なども売りに来てくれるので、のんびりコーヒーを飲みながら、車窓をみて、日記書いて、寝て、と有意義な時間を過ごしました~。
 
そしてクラクフに到着です!駅前の広場がきれい!写真の建物がホテルです。
 
               
 
 
 
     
 
   

 部屋の中。見てください~!このお姫様みたいな部屋!テンション上がりまくり。クラクフは古都だけあってホテルも歴史ある建物が多いんですね~。




さっそく街に出てみました。ホテルから旧市街までは徒歩5分ほど。広場にでると・・・
やけに楽しげな雰囲気!ディズニーランドのようです。
人がたくさん、パフォーマンスをしている人もたくさん、素敵な音楽も流れてきます。

 
 
大きなネックレスのようなオブジェ。この後[FREE HUG]のプラカードを持ったカワイイ女子たちにハグされまくりました。なんて平和な雰囲気!
男性諸君!クラクフの広場に行けばポーランド美女が両手を広げて抱きついてきますぞ!


 
 
駅から出た瞬間にクラクフ好きかも~!と直感があったのですが、どうやら当たってそうです!

posted by yae at 7:50 AM 3 comments

2012/08/24

中欧旅行記(2)  ワルシャワ

寝台列車は快適でした。ぐっすり眠れたし、目を覚ますと「世界の車窓から」のような風景が広がっていてテンションが上がります♪






11時過ぎワルシャワ中央駅に到着しました。ワルシャワの街は巨人の街のように一つ一つの建物が巨大です。ホテルも地図上ではすぐそこなのに歩くと結構ある。





この日のホテルはこの旅で一番お高いところです。ワルシャワは他の都市に比べるとホテルが少なめで、駅近となるとさらに限られてきます。ちょっと離れたところに安いアパートメントタイプの宿泊施設は結構ありましたが、ワルシャワは一泊だけなのでちょっと贅沢しました。
といっても二人で9千円くらい。着いたホテルは小躍りしたくなるくらいゴージャスなところでした!
 
 
 
 
 
部屋でシャワーを浴び、さっぱりしたところで、いざ観光!
トラムとバスの一日券を買ってみたものの、乗り場には路線図らしきものはなく、地図を見ながら感で乗り降りしました。メインの通りらしきところはブラブラお店を見ながら歩きましたが、暑い!
 
写真はバルバカン。城門です。この近くの路上で切手を売っていたおじさんから、封筒を何枚か買いました。封筒の絵柄にちなんだ、記念切手と記念印(?)が押してあり、一生懸命説明してくれましたが、よく意味は分からず。でもおじさんのはにかんだ感じにキュンときたので買いました。

 
 
日差しがギラギラです。そしてやはり建物がデカいので、「3ブロック先」とかがやけに遠いのです。
そんなこんなで私軽い熱中症になりました。前日のフランクフルトでの無理もたたったのでしょう。
ホテルでダウン。
日が長いので夜9時ころまで外は明るく、旦那様は一人で街歩きに出かけました~。
 
ワルシャワで思ったこと・・・美人が多すぎる!金髪で色白でモデル体型で、「あ!あの人見て!」と何度やったことか。しかも、なぜかほとんどの人の下着が透けて見えている。薄手の白いワンピースに赤の下着とかなので、くっきり見えるのです。きれいすぎてマネキンのようなので、逆にいやらしさはない、と夫は言っていましたが。もしかしたら、下着が透けて見えない方がダサい、という考えなのかもしれません。それか全く無頓着なのか。とにかくベージュの下着を着ている人はほとんど見かけませんでした。
 

posted by yae at 8:07 AM 1 comments

2012/08/23

中欧旅行記(1)  成田→台北→フランクフルト



帰ってきました。夫婦で17日間の中欧旅行に出かけていました。
あちらも夏ですが空気が乾いているので、とても過ごしやすく快適でした。
帰ってきてこの蒸し暑さ。。。時差ボケもあいまってすっかりバテています。
まだ何もやる気がしないので、のんびり旅行記でも書きたいと思いまーす。




 

日本からは台北経由でフランクフルトへ。
航空会社は台湾のチャイナエアライン。オーバーブッキングで台湾→フランクフルト間が隣同士の席にできないと成田で言われたので、台湾に着いてから交渉してみたところ、チェンジしてくれた上に、一番前の足が伸ばせる席にしてくれていました!初めて!これは快適です。
機内食もおいしいし、映画も日本語対応のものが多く楽しめました。(「八日目の蝉」を見て夫婦共に大泣き…)
フランクフルトへは朝到着です。

写真はフランクフルト中央駅。アーチ状の天井がいかにもヨーロッパの駅舎らしい駅です。
夜寝台列車でポーランドまで移動するので、それまで一日フランクフルト観光です。






この日は日曜日だったので飲食店以外はほぼ休み。街をブラブラしてマイン川まで出ると観光船乗り場があったので乗船してみることに。
夫婦共に船が苦手ですが、川は揺れずスーッと進んでいくので心地よいです。
50分8€。楽しかった。
  


その後は手工芸美術館へ。韓国工芸の企画展をやっていました。企画以外も見応えのあるコレクションで、たっぷり楽しめました。







 
フランクフルトに来たからにはソーセージを食べよう!ってことで船で食べ、降りてからも川沿いの移動遊園地の屋台でも食べました。写真のものはカリーブルスト。ソーセージにバーベキューソースとカレー粉がまぶしてあります。日本人にはしょっぱいかも。でもパンにはさむとおいしいです。



この後時差ボケと歩き疲れで何度も意識が飛びそうになりました。
そして何を思ったか、夫の反対を押し切り遊園地の回転するブランコに乗ってしまい、さらなる悲劇に。
日本のより回転速度が速く二周目あたりで完全に目が回ってしまったので、このままではやばいと思い終わるまで目を閉じ、「回ってない、回ってない」と自分に暗示をかけるしかありませんでした。
降りた時にはフラフラの顔面蒼白。歩けなくなりベンチで暫く横になりました。
この移動遊園地のアトラクションは子供が乗るものでも速度が速く、かなり恐ろしいものばかりでしたが、ドイツ人は全然平気そうでした。子供のころからあの速度に慣れてるからでしょうね。
だから車もスピード出すのかな・・・?

その後も列車の時間までブラブラ歩き続けました。ほんとに疲れた!
この日は何度も自分の限界を超えたなぁと思いました。

寝台列車は以前スペインで乗ったものよりだいぶ古い感じでしたが、疲れの限界だったので、横になれるだけで幸せ!!って思いました。
約12時間かけてワルシャワへ~。


 

posted by yae at 10:41 AM 2 comments

2012/08/03

ほしいものがいっぱい




昨日からヒカリエでの展示始まりました。
久しぶりの渋谷で駅の暑さと人の多さにびっくり。。。
でもヒカリエは楽しかった~!休憩がてら下の階もブラブラしてみましたが、生活雑貨のフロアが、カワイイもの満載で、お店の作りも凝っていて、キョロキョロしっぱなしでした。
肝心の展示も面白いジュエリーが色々あって見応えありますよ。

同じフロアには
D&DEPARTMENTのショップと食堂(全国各地の郷土料理が日替わりで食べられます)
小山登美夫ギャラリー(現在は奈良美智の版画展)と貸しギャラリー
会員制のおっしゃれーなスペース(カフェ?)
などがあり、アートの空間って感じです。
イベントスペースもあり、色々な催しが開催されているようですよ。
28日までやっていますので、お買い物がてら、是非見にいらしてください。


ところで
展示中ではありますが、前々から決めていたことなので…
私は明日から夏休み!です。
メールなどの返信が遅くなるかもしれませんが、ご了承ください。
夏休みのコトは後でブログに書こうと思っていますのでお楽しみに~。
皆様も暑いので体調を崩さないようお気を付けくださいね。
よい夏を~☆














posted by yae at 8:47 AM 304 comments

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