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2012/09/30

新作発表


漆ではありません。編み物です。
 
 
恵比寿のファーマーズテーブルで買ったバナナの繊維から作った糸で編みました!
3号のかぎ針で編んだので時間がかかった・・・。
ヨリが均一じゃないので編みにくかったけど、風合いはとてもいいです。
夏でも涼しく着れます。これからの季節は重ね着してもよさそう。

 

こちらは兄の結婚式に着る為に編んだケープです。深緑のノースリーブワンピースの上から羽織るように。この糸も極細なうえにネップがあったので編みにくかった。かぎ針はやりすぎると手首が痛くなりますね。


そして最新作!ウィーンで買ってきたフンデルト・ワッサーの毛糸で編みました~☆
まだ縁編みをしていないのでクルンと丸まっているけど・・・。
これの色違いの糸を以前友人からお土産でもらい、靴下を編みました。
配色がかなりツボだったので、ウィーンにいったら絶対買って来ようと思っていたのです。フンデルト・ワッサーの絵をモチーフにした毛糸なので色がとても鮮やか。
段染めになっているので、普通にメリヤス編みをしても編み込み模様のようになります。
頭は旦那さんが布で作ってペイントした作品。かぶせてみたらピッタリですね~。


といった感じです。夏場はあんまりやる気が起きなかったけど、涼しくなった途端、冬物が編みたくなってきました。この冬はモヘアのセーターと、アイルランド風の丸ヨーク編み込みセーターを編むのが目標です!
ちなみに漆もやってますよー。
次回は展示のお知らせをします。

posted by yae at 10:15 PM 0 comments

2012/09/25

中欧旅行記(15)  番外編

フランクフルトから成田までは、行きと同じで台北経由のチャイナエアラインで帰りました。
心配だったのがスーツケースの重量。二人で40キロ未満なので、軽いものをスーツケースに詰め、陶磁器など重たいものは手荷物で機内持ち込みにしまいた。
毎度のことですが、荷物の計量はドキドキします。20キロはギリギリ持てる、30キロは米俵の重さだから~とか考えながら、パッキングしました。結果的に35キロで余裕でした(手荷物は手がちぎれそうなほど重かったけど・・・)
そういえばウィーンのトラム乗り場などで体重計をよく見かけました。子供がコインを入れて乗っていましたが、空港の中にもあれば事前に量れていいですよね。



で、家に帰って広げてみました。お店でも開けそうな量です。

特にお気に入りを紹介しまーす。

 ポーランドの避暑地ザコパネで買った木彫りのカップ。白木なので防水防カビのため摺漆をして使おうと思います。


 
こちらもザコパネのフェルトルームシューズ。 カワイイですね~。これで500円しません。


 同じくザコパネの型押し皮スリッパ。カワイイけど旦那さんのです。私も買えばよかったなぁ。
ちょっと体調がすぐれなかったので、買い物集中力が切れていました。


ウィーン美術史美術館で買った繊細な植物画の2013年手帳。素敵すぎて手帳として使うのがもったいないな・・・。下はワルシャワで買った紙箱。偶然にもこれと同じ模様のメモ用紙を持っていたので、嬉しくなって購入。


こちらはワルシャワの道端でハニカミおじさんから購入した 封筒です。右の顔が描かれた封筒2点は切手も同じ人物のものが貼られているんですよ。


ブダペストの古着屋さんでゲットしたハンドバッグ 。素敵な色。冬にぴったりです。



うちの旦那さまがクラクフのカジミエーシュ地区で購入したぬいぐるみ。地元のアーティストの一点ものです。私もカワイイモノ大好きですが彼のほうが上をいっています。


絵のようですが、中身は織物です。玄関ホールに飾りました。

 
特にお気に入り。スピシュ城で買ったカップです。かなり大きめなので具だくさんスープによさそう。
これを使うたびにスピシュ城の景色と、あの陶芸家親子(?)を思い出します。
 

 
我家は壁面が多いので、あちこち絵を飾りたくなります。こちらは版画ですがリビングにぴったり。
手前の牛はザコパネ製の木彫り。牛が身近にいるせいか、ポーズがものすごく自然体です。
ハイジ風に横にいるのは、旦那さんがブダペストの蚤の市で買ったお人形。




 そしてこれが元祖香水、ケルンの「4711」です。素敵なボトルでしょ。
しかし、これには後日談が・・・。

ケルンでこのボトルを見たとき、実際に香りを嗅いだとき、なんとな~く懐かしい感じがしたのですが、先日お墓参りがてら実家に帰省して、その理由が判明いたしました。
なんと、お父さんが使っているヘアトニックがこの「4711」と日本の会社が共同開発したものだったのです。どっかで見たことあるデザイン・・・と思っていたけど、実家の洗面台にずっとあったんだ。なんかズッコケそうになりました。
匂いって人の記憶に深くかかわると言いますが、まさかお父さんのヘアトニックの香りとはね・・・。
まぁいい香りだからいいんですけど。




旅の仕方は人それぞれで、行き当たりばったりで楽しむって人もいるでしょうけど、私はせっかく行くなら時間を有効に使いたいし、とことん旅を楽しみたいので、行く半年前くらいから調べつくします。5ヵ国ぶんのガイドブックを持っていくと荷物になるので必要な情報をコピーして旅のしおりも手作りしました。調べ魔です。
そして今回から旅行後にスクラップブックを作ろうと考えています。
美術館の半券やお店のカードなど、いつも捨てられずとっておくのですが、ただしまっておくのも荷物になるだけなのでね。
行く前の計画、実際の旅行、帰ってからのスクラップブック作り、一度の旅行でこれだけ楽しめれば、十分元を取った!って感じです。

中欧旅行記はこれにて終わり。ご拝読ありがとうございました。
だらだらと書いていたら、いつの間にか9月も後半。10月上旬には展示があるんですよ~。のんきにスクラップ作ってる場合じゃないか?!


posted by yae at 9:22 AM 0 comments

2012/09/20

中欧旅行記(14)  ケルン→フランクフルト

 
目を覚ますと窓の外にはライン川。この景色が見たかったのでフランクフルトを通り越してケルンまでのチケットをとったのです。朝日が昇るにつれ川面がキラキラ輝き美しいです。

朝食も付いていました。リストの中から6品目を選ぶシステムです。部屋まで持ってきてくれるので、ライン川の景色を眺めながら優雅に朝食タイム。幸せ~。
 



 9時ちょっと前にケルン到着。駅で荷物を預け、帰りのチケットを購入し、外へでると・・・


ドドーンと目の前にケルン大聖堂が鎮座しております。デカい!!大迫力です。

中も天井が高い~。朝日が降り注ぎ、荘厳な雰囲気です。ミサの最中だったので、讃美歌も聴けました。

大聖堂を出て、川沿いを散歩しました。風が気持ちいい。
 散歩したりジョギングしたり、サイクリングしたり、ベンチでおしゃべりしたり、川沿いは穏やかな空気が流れています。川が生活に溶け込んでいる街って素敵。


川沿いからまたケルンの旧市街へもどりました。お店の看板がいかにもドイツらしいアイアンワーク。いいですね~。

お昼に近づくにつれ、人が増えてきました。たまたま入ったデパートもすごい賑わい。
ユーロ危機がニュースで騒がれていますが、ドイツはまだ景気がいいのかな・・・?

ケルンでこれは買わねば!と思っていたものが一つ。
「4711」という香水店の、店名と同じ「4711」という香水です。オーデ・コロンというのはケルンの水、の意味なんですよ。
香水発祥の店の元祖の香水で、ゲーテやワーグナーも愛用していたそうです。
クラシックなデザインの青いラベルの小瓶に入った「4711」は、柑橘系のさっぱりとしたさわやかな香りでした。

お買いもの、コンプリート!大満足でケルンをあとにしました。


フランクフルトまでは2時間ちょっと。朝通ったところを戻るので、また車窓からライン川が見れます。明るくなったので、古城や砦も良く見えます。


ローレライの岩山です。ここは急カーブになっていているので昔から船の難所として有名で、座礁したり、命を落とす人がたくさんいたので美しい少女が船頭を惑わし、渦の底に沈めてしまうという伝説がうまれたそうです。


見張り塔でしょうか。ライン川には昔の関所のような場所も残されています。


川沿いに街があり、山の上には古城、斜面はブドウ畑。このあたりはワインがおいしいんです!
大学生の頃バイトしていた酒屋コンビニで飲んで以来、リープラウミルヒ(聖母の乳)というちょっと甘めのドイツワイン(白)が大好きになりましたが、このあたりで作られているみたいです。感慨深い。
 
川沿いの公園にはキャンピングカーやテントがたくさんありました。気持ちいいでしょうね~。
 
 フランクフルトまであっという間でした。ライン川クルーズしているかのような気分を味わえるのでお得感がありますね。
 
2週間ぶりのフランクフルトはアフリカからの熱波の影響か、ものすごい暑さ。日没まで時間がありましたが疲れたし、荷造りもしなければいけないのでホテルでゆっくりしました。
テレビをつけると、なぜか日本の紹介番組がやっていました。京都の料亭や、職人さん、はたまたマクロビ教室まで。
京都の映像はウットリするほど魅力的で、二人とも釘付けになってしまいました。あれをみたらドイツの方々も日本に来たくなるんじゃないかな~。
マクロビの講師の人が「笑顔で楽しく」を10連発ぐらいしていて、なんか気持ち悪いな・・・と思いましたけど。
そういえば、ヨーロッパってマクロビのお店とか、ベジタリアンメニューとか少ないかもしれませんね。旅行中は中東系のレストランでベジタリアンメニューがあったくらいで、あとは無かったかも。
流行るかもしれないですよね。
 
旅行最後の夕飯はお楽しみにしていたフォー!沁みました~。
初日に食べたときは多すぎて残しましたけど、すっかり胃袋が大きくなったようで、ぺろりと完食。食後にヨーグルトアイスも食べました。
 
長かったような短かったような、でも「やりきった感」があったのでちょうど良かったのかもしれないですね。
 
 
 
 
 
 


posted by yae at 5:32 PM 0 comments

2012/09/18

中欧旅行記(13)  ウィーン

あっという間にウィーン最終日。 連日良いお天気に恵まれました。
午前中はレオポルト美術館へ。MQ(ミュージアム・クウォーター)内にある3つの美術館のうちの一つです。レオポルト美術館最上階からみた広場。
 
 
この美術館はエゴン・シーレのコレクションで有名です。 代表作の「ほおづきの実のある自画像」もここにあります。シーレと言えば人物画の印象ですが、街を描いたシリーズも素敵でした。
こんな絵がリビングにあったらいいなぁ・・・
 
美術館自体も一見の価値あり。かっこいいです。ところどころに大きな窓があり、ウィーンの街が絵画のように見えます。


この自画像、シーレが20歳くらいで描いた作品らしいです。圧倒されました・・・。
シーレは28歳で亡くなっているんですね。どうして天才は早逝してしまうのでしょう。
この美術館で素敵な親子(お父さんと4歳6歳くらいの姉妹)に遭遇しました。
気になった絵があれば、近くで見て離れて見て、お父さんに質問してお父さんもそれに答える、みたいなことをやっているのです。幼稚園児くらいの子が!飽きて騒いだりとか全くしません。
すっかり感動してしまいました。
こんなことが可能なんですね!小さい子供がいると美術館も行けないと思っていましたが、そんなことないんですね~。親の教育次第ですね。
 
ウィーンではお父さんと子供だけでお出掛けしている姿をよく見かけました。お父さん一人でベビーカーを押し、お買いものをしている姿も。
夏休み中はお母さんを休ませてあげようってことなのか、お父さんとたくさんコミュニケーションをとるってことなのか、一年中それが当たり前なのか、よくわかりませんが、日本ではあまり見ない光景だと思いました。
しかも、公共の場で騒いだりする子が全くと言っていいほどいない。スーパーとかレストランとか、どこでもおとなしくしています。しつけがしっかりできているんだと思います。
スーパーで走り回って騒いで、あれ買って~!と泣き叫ぶ子供を見るたび「私には無理。」と思っていましたが、一筋の光明がみえた気分です(おおげさ?)。

 


その後ナッシュマルクト(市場)へ。色鮮やかなお総菜や野菜果物がならんでいます。
お昼はマルクト内のベトナム料理屋さんで食べました。胃袋がアジア系の食べ物を欲してやみません。

野菜も果物も袋に入れて売らないほうが、おいしそうに見えるし、ゴミも減るし、必要な分だけ買えるので無駄がなくていいですよね。


お昼ご飯の後は、昨晩トラムで通って気になっていた通りまで行ってみました(マリアフィルファー通りと並行しているフォルクスシアター側の通り)。新しい感じのおしゃれショップやバーが点々としていて、地元っ子に人気がありそうな感じでした。
その中の子供服専門店でいいもの見つけてしまいました。ピンクのフリンジがついた白いTシャツです♪子供用とはいえ、体に当ててみると着れそうな感じ・・・
「May I try this on?」と聞いてみると、店員さんはちょっと驚きながらも「Sure!」、着てみるとぴったり。
しかもセールで50%オフ、42€が21€になるので即決しました。
なんで驚いたんだろう…と思ってタグをよく見ると「7-8歳」の表記がありました。
子供が着るとチュニックになるみたいです。確かに腕と首がキツめ。でもいいんです!カワイイから。
その後旦那さんが気になっていたフンデルト・ワッサーハウス近くのセカンドハンドショップへ。
私はフリンジTシャツで満足していたので、お付き合いのつもりで行きましたが、入ってビックリ!
アルプスの少女ハイジみたいな民族衣装の品ぞろえがすごいんです。レースのブラウス、フェルトのジャケット、刺繍の入ったベスト、ストライプと小花模様のロングスカート・・・カワイイモノだらけ。一気にお買いものモードになり、スカート2枚買いました。



そして夕方6時ころホテルに戻って荷物を受け取り、西駅へ。
寝台列車でドイツのケルンまで行きます。寝台列車の後ろには車が積まれていました。
そういえば、日本と比べてトラックが少ないような気がしたのですが、貨物列車が多いからなのかしら??気のせいかな?
 
 
7時45分ころ出発なので、夕飯はあの焼きそばを列車で食べたい!と数日前から考えていました。エビ入りガーリックソースの焼きそば。メチャメチャ美味い!列車で食べるとおいしさ倍増ですね(もちろん2つ買いました)。

 
 
かなり狭い個室ですが、タオル、ワイン、水、お菓子が付いていました。
サービス良いです。狭さも慣れると妙に落ち着きます。
 
オーストリアとドイツの国境付近まで来たとき、室内灯を消すと、星がたくさん出ていることに気づきました。暗い森の中を通っていて、ときどき湖のような水面が現れます。そこにポツポツある家の小さな明かりが映り込んで、とても綺麗です。
真っ暗なせいか空と地面の境界が曖昧で銀河鉄道に乗っているような気分でした。ロマンティック!
 
 
 

posted by yae at 7:50 AM 0 comments

2012/09/15

中欧旅行記(12)  ウィーン

ウィーンのホテルは朝食無しにしたので、カフェで朝食をとりました。
この日はセセッシオン(美術館)に行きがてら偶然見つけた「CAFE MUSEUM」にしました。
このお店は建築家のアドルフ・ロースが1899年に設計した老舗のカフェです。
ギャルソンも長身のイケメンで雰囲気最高です!



朝食メニューもありましたが、ケーキがあまりにもおいしそうだったので、旦那さんは「モーツァルト」私は「キャラメル・ヌガー」を注文。なぜかフォークがケーキの脇腹に刺さって運ばれてきました。
さすがにおいしかった。甘さもちょうど良くて、でも濃厚で、大きくて、お腹も心も満たされました・・・。



老舗のカフェを出ると・・・タイムスリップ・・・?!



劇場入りする役者さんの大群でした。貸し切りバスが私たちの横を通った時、みなさん一斉に手を振ってくれて、何が何だか呆気にとられ、ドッキリテレビかと思いました。おかしすぎて、大笑いしました。マドリッドでのFCバルセロナ遭遇といい、街を歩けば何かに出くわしますね。


そしてセセッシオン。通称「黄金のキャベツ」
19世紀末、それまでの保守的な芸術の流れに一石を投じるべく、キュンストラー・ハウス(芸術家協会)から分離し、セセッシオン(分離派)と名付けた別会派が発足。その象徴的な展示館として建てられたそうです。発起人はクリムトやヨーゼフ・ホフマン。

巨大な甕を亀が支えるという…ちょっとダジャレ?
扉の装飾も虫をモチーフにしたりしていて素敵です。

ここの地下室にはクリムトの壁画「ベートーベン・フリーズ」があります。
入ってびっくり、こちらも特設の足場ができていて間近で鑑賞することができました。
すっごくよかったです。ちょっと前にNHKか何かでこの壁画の特集を見ていたので、予習は万全、より深く楽しめました!

その後は、どうしても行きたかったカリタスというリサイクルショップへ。噂以上にすごいところで、二人とも大興奮でお買いものしました。

たくさん買い込んだので、一度ホテルまで戻りました。疲れたのでちょっと昼寝。


この日は木曜日。一部の美術館が夜9時まで開館しているので夕方から行こうかと思いましたが、けっこう疲れたのでやめました。そのかわり市庁舎のフィルムフェスティバルに行ってみました~。


じゃーん!市庁舎をバックにして巨大スクリーンにオペラが上映されています。

夏場はオペラ座がお休みで、ウィーン少年合唱団などもお休み。ザルツブルグ音楽祭があるので、みんなそちらにいってしまうようです。その代りなのか、夏の時期は毎夜この市庁舎前でオペラやバレエ公演のフィルムが上映されています。何百席も用意してあり、立ち見もいるほど盛況です。もちろん無料でみれます。
言葉はわかりませんが、なんとなく内容はわかります。歌を聴いているだけで楽しいです。

そして周りにはおしゃれな屋台がたくさん出ています。見てください~この雰囲気!
みんな仕事帰りにおしゃれして来てるようで、大人の社交場って感じがします。
うるさいキッズ&ティーンはいませんよ。


食べ物屋さんもかなりレベルが高く、世界各国の料理が食べれるので選ぶのに迷ってしまいます。
そして感心したのが各店舗共通の磁器のお皿やグラスです。プラスチック容器は使っていません。
食べた後は回収場所に持っていけばスタッフの人が片付けてくれます。利用する側も便利だし、何より料理がおいしく感じます。
日本のお祭りとか花見とか屋外のイベントって、ごみ箱がプラスチック容器であふれかえっていたり、トイレが汚かったりするから嫌なんですよ。ここはトイレもきれいに保たれていて(おばちゃんが一回ごとにチェックし「next!」というまで入れない)快適そのものでした。



帰りに甘いものが食べたくなり、クレープを注文しました。ルンルンで食べていますが・・・
またしても一つだけにしてしまい喧嘩勃発。ちょっと食べれればいいや~くらいの気持ちだったので「一つでいいんじゃない?」と言ったんですが、想像以上においしくって食べ過ぎてしまったようです・・・。
「だっておいしいんだもん、しょうがないじゃん!」みたいな開き直った態度が許せん!とダーリン。
確かに。だっておいしいんだもん・・・。
(今度こそ)次回からは何でも二つ買おう!と誓いました。

またしょうもないことでバトルしてしまいましたが、フィルムフェスティバルはとても楽しかったです。
オペラが上演される前、大音量で「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」が流れていました。
屋台の賑やかさと、徐々に暗くなっていく空と、ライトアップされた市庁舎と、心地よい風と、すべてがしっくりきて自分もその中に溶け込んだような、なんとも言えない気持ちよさでした。
市役所で大音量のブエナ・ビスタ、日本に置き換えて想像してみようと思いましたが、できませんでしたねぇ。
ウィーンは本当に文化的意識の高い都市だと思います。






posted by yae at 11:40 AM 0 comments

2012/09/12

中欧旅行記(11)  ウィーン

ウィーン二日目。西駅でウィーンカードを買いました。ウィーンカードは27時間公共交通機関が乗り放題で、美術館やショップ、カフェでも割引や特典が付いたりするお得なカードです。
一人19,90€。やっぱり「ヴィエナカード」と言わないと通じません。
 
まず向かったのは、大学生の頃から憧れていたフンデルト・ワッサーハウス。
フンデルト・ワッサーが設計した集合住宅です。テラスや屋上の植物がモリモリで素敵!
 
現在も住んでいる方がいるので、見学は外からのみです。内装も見てみたいな…。 


向かい側にお土産屋さんなどがあり、そこのトイレが有名です。モザイクタイルと割れた鏡。


フンデルト・ワッサーハウスから5分ほど歩くとクンストハウスというフンデルト・ワッサーのミュージアムがあります。チケットを買うときウィーンカードを提示したところ、割引と5枚つづりのポストカードがついてきました。早速うれしい!
展示物は撮影禁止だったので写真は無し。版画作品が多くて、金銀色の使い方が素敵でした。日本の彫師、刷師が作っていたんですね。
企画展はエリオット・アーウィットの写真展で、そちらもすごくおもしろかったです。

お昼は美術館内にあるカフェで食べました。白黒のタイルで装飾されたサンルームっぽい室内席も素敵だったんですが・・・

お天気が最高に良かったので、中庭の席にしました。グリーンに囲まれていてさわやか!
気持ちイイ~!すべてがキラキラして見えます。うちもこんな風にしたい・・・。


パスタランチを食べました。おいしかった。食後はもちろんウィンナーコーヒー。
ウィーンではEinspannerというらしいです。エスプレッソ1/3に生クリーム2/3かそれ以上?!私的黄金率!生クリームは甘くなくてきめが細かくさっぱりしているので、見た目ほどしつこい感じではありません。とか言いつつも甘党なので砂糖を振りかけています。


英気を養い、次の目的地「ヴェルヴェデーレ宮殿上宮」へ。広い!暑い!

ここでもクリムトの特別展が開催されていました。かの有名な「接吻」があります。
外人さんたちが「kiss」「kiss」言ってましたが、そういえばそうですよね。「接吻」って・・・急に日本画みたいに見えますね。
しかし、綺麗でした。絵から何か放出されているような感じがしました。
金がふんだんに使われているので蒔絵のような感じもします。やっぱり実物は違う!
 3階から見たヴェルヴェデーレ宮殿のお庭。お手入れ大変でしょうね・・・。
 
この日は8月15日。キリスト教の国々にとっては聖母被昇天祭にあたり祝日です。
日本は終戦記念日。そして兄の誕生日(サッカーの能活も)、前日は父の誕生日。電話しようかと思いましたが忘れてしまいました。
 
美術館と飲食店以外はほとんどお休み。ホテルでゆっくり休みました。


posted by yae at 5:27 PM 1 comments

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